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優衣の顔の腫れが落ち着いたところでマンションに帰った。
一緒にエレベーターに乗ると、俺ん家より下の階の優衣は先に下りて行った。
いつもより帰りが遅かった為、いつもより遅い時間に夕食を食う。
満腹になると、部屋でまったりベッドに転がる。牛だ。
テレビでも見ようかとリモコンに手を伸ばした時、誰かがドアをノックした。
身体を起こしてドアを開くと、
「お邪魔しに来ました」
バイト帰りの優奈さんが立っていた。
「お疲れ様」
いつも通り優奈さんを招き入れ、テレビをつけようと持っていたリモコンをテーブルの上に置いた。
優奈さんに、話したい大事な話があったから。
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