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「じゃあ、どうやって仲直りするんだよ!! そうだよ!! 正直、全然悪びれてないよ!! だけど、気持ちはめっさ入ってるよ!! 優衣の事が好きで、こんなに必死で仲直りしようとしてる俺を見て、よく『口先だけ』とか言えたな!! 優衣!!」
謎の逆ギレ。
「…それはゴメン。…だけど、謝ってどうにかなる問題じゃないじゃん」
キレるオレにビックリした優衣が、逆に謝ってきた。
「じゃあ、どうにかするにはどうすればいいの?」
優衣の腕を掴んだまま、優衣に答えを仰ぐ。もう、自分では策は浮かばない。
「…時間が解決してくれるのを待つしかないんじゃないかな」
優衣曰く、この問題はこの場では解決しないらしい。
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