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…あー。腹減った。
塾帰り、空腹余ってパンでも買おうと、チャリに跨りコンビ二に寄り道。
適当なパンを選んで、お茶も買おうとぺットボトルの冷蔵庫の前に行くと、見覚えのある人が飲み物を選んでいた。
「…お久しぶりです。優衣のお姉さんですよね?」
「あ。優衣の元カレの…晃くんだよね? お家、この辺なの?」
優衣と付き合っている時、優衣のお姉さんは律と付き合っていて、ずっと律の家に行っていた為、あまり顔を合わす事もなかったから、お互いまともに会話をするのは今日が初めてだったりする。
「塾がこの近くなんですよ。家はもうちょい行ったとこです。優衣のお姉さんは、何でこんなとこにいるんですか?」
ここのコンビ二は、優衣のマンションから少し離れている。何で優衣のお姉さんは、わざわざ遠くのコンビ二に来ているのだろう。
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