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「ほぅ。私にそんな口を利くんだね、律は」
ゲームが止まってしまった為、私もスナック菓子を摘む。
「何、その言い方。俺、優衣に弱みも握られてないし、借りもないと思うんだけど?」
私の態度が腑に落ちない様子の律。
「お姉ちゃん、彼氏と別れて今傷心状態みたいだよ」
「…へぇ」
そっけない振りをして、本当は興味津々の律。
物心つく前から一緒にいる為、律の胸の内は大体分かる。
「ん? 何? 今、何の話してんの?」
が、晃くんには分からない様で、突然変わった話題に首を傾げていた。
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