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「…そっか」
優衣の為に買ったお菓子が入っているコンビ二のビニール袋を握り締める。
優衣が俺の家に来る事は、ない。
晃は、優衣の家がある階でエレベーターを降りて行った。
晃の背中を見ていたくなくて、すぐさま『閉』ボタンを押す。
自分の家の階に着き、『ただいま』も言わずに家に入っては、自分の部屋に直行。
持っていたゲームとお菓子をベットに投げつけ、ダイニングへ。
出来上がっていたオカンの手料理を、一心不乱に噛み砕く。
異常にムカつく。だけど、俺は何に対してこんなに苛立っているのだろう。
分からないけれど、イライラが止まらない。
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