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「あれ?
よぉ、佐伯、なにしてんだ?後ろの子彼女か?かわいいじゃん。」
街中で洸に会った。
洸は小さくてかわいい女の子を連れている。
「古賀君とりつもお出かけなんて仲いいじゃん」
彼女と言われてるのに否定しない。
そうか、洸に彼女ができたのか。
確かにお似合いの2人だと思う。
「よかったじゃん、かわいい彼女ができて。
古賀、そろそろ行くぞ、邪魔しちゃ悪いし。」
これ以上ここにいたくない。
「あ!待てよ、梨月。」
足早に歩く。
古賀は追いかけてくるけど、古賀のことを考えてやる余裕がなかった。
そうか、洸に彼女ができたのか。
笑いしか出てこなかった。
結局俺の本心を言えず俺は3度目の失恋をしたのだった。
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