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そもそも過食症という状態を作った原因を思い出してみようと思う。
私は幼少期から思い当たりがあって、
昔から私の家庭は母親より父親のほうが料
理上手で
普通の家庭より少々料理の量が多かった
中華なら大皿二枚の小物ちょろりといったり洋食なら鉄板いっぱいのクリーム、チーズたっぷりのグラタンだったり、揚げ物なんて選り取りみどりの肉たっぷり
まぁあの頃の食事事情からうちは裕福なほうだったのだろう。
食事スタイルも最初は取り分けて食べていた記憶もあるけどビュッフェのように自由に食べ、欲望のままに屠って…
まぁ、それのおかげで中学までぽちゃぽちゃ通り越したデブやってた
でも、食事は嫌じゃなかった。家族で楽しく食べているときは幸せだったの覚えてる
私は中学に入ってから食べる以外は楽しめなくなった。
何をやっても人より劣っていて、そんな状態から友達を作れず病んでしまって楽しいことが分かんなくなってたから、唯一いた友達も傷つけてしょっちゅう泣かしてた
思い出したら、あのときだって
鏡を見た瞬間。
浮腫んだ気持ち悪い自分が私を見つめ返していて
傷つけるように首絞める真似事とかしていたのが頭によぎる
人前で食べるのは苦手だったけど家に帰ると食べまくってた気がする。
でもうちはちょっと変わってて雰囲気が鬱っぽい
あのときはわからなかったけど、縛られてる妹を見ながら笑いながらご飯食べた記憶がある。
うー、うー言ってるのに疑問に思わなかった
そんなだから姉妹関係は悪かったし私も親が嫌いだった。
でも文句も言わずただただ楽しく食べた
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