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ザアァァァ
黒い剣士「…」
雨が降り夜になり辺りが闇で覆われる森を黒い剣士は、歩く。
パカッパカッ
そんな剣士の後ろから音を立てて馬車が近づいて、剣士の横まできたところで止まる。
老人「なあ、あんた、この雨の中大変だろう?良かったら乗っていかないかい?」
黒い剣士「…ありがたいが、やめておいたほうがいいぞ」
老人「何でだい?」
剣士は、低く言葉を出す…
黒い剣士「俺は、呪われてるんだよ…」
老人は、目を少し大きく開いた後すぐに戻り声をかける。
老人「…そうだとしても放っちゃ置けんよ」
黒い剣士「…どうなっても知らないぞ」
一言、言って馬車に乗り込む。
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