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カダッゴトン
黒い剣士「…」
少女「…」
馬車に乗り込むと少女がいた。
老人「その子は、わしの孫でなメアリーと言うんじゃ」
剣士がその少女を少し見ていたのに気づいかのように老人は、言う。
メアリー「…あ、あの」
メアリーは、おずおずと剣士に声をかける。
黒い剣士「…なんだ?」
メアリー「これ、うちで作った葡萄酒です…良かったらどうぞ」
黒い剣士「いや、遠慮しておく」
メアリー「そうですか…」
黒い剣士「わるいな」
メアリー「い、いえ」
そう言ってメアリーは、葡萄酒をしまい今度は、老人の方が話しかけてくる。
老人「そういやあんたずっと鎧つけてるけど取らないのかい?重いだろう?」
黒い剣士「…ああ、こいつを付けてないと落ち着かないもんでな」
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