ご。食堂take2

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「み……雅……雅様!」 「……んっ……けー…ちゃ?」 「はい。」 けーちゃんだ。 夢じゃなかったんだね。 良かった。 そういえば、ここどこなんだろう。 見たことない場所だなあ。 「けーちゃん、ここどこ?」 「保健室です。」 保健室? 僕食堂にいなかったっけ? 「あぁ、雅様は食堂で倒れられたのです。きっと引越しで疲れが溜まっていたのでしょう。今日はゆっくりお休みになってください。」 そんなに疲れてたかな? 「うん。わかった。」 けーちゃんは、いいって断る俺を軽々と抱えて、おんぶして部屋まで運んでくれるんだって。 俺は子供じゃないよ! けーちゃんの背中はあったかくって、懐かしい感じがした。 「あのねけーちゃん。俺ね、さっき寝てる時すごくいい夢を見たんだ。とーっても懐かしい夢。……でもね、どんな夢だったか覚えてないの。」 とっても幸せな夢だったんだ。 とっても。
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