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「やめて!それって爽が捕まっちゃうじゃん!それに俺は爽の物じゃないし。」
『ううん。みやびは俺の物だよ。そうだ。二度とこんなことがないように部屋に閉じ込めてしまおうか?そしたらずっと俺といられるでしょ?』
「ひゃっ!爽………怖いよっ。」
ねぇ。
めっちゃ怖い。
さっきの不良なんかよりよっぽど怖いんだけど。
なんか前に愛ちゃんが言ってたヤンデレみたいじゃん!
俺がぶるぶると震えながら電話をしていると、突然後ろから誰かが抱きしめてきた。
「わぁっ!!」
『みやび?どうしたの?ねぇ!返事し「風紀委員。落ち着きなさい。」』
俺の携帯を奪ってそう言ったのは麗先輩。
俺を安心させるように微笑んでぎゅっと抱きしめてくれる。
「雅君が怯えています。落ち着くまで雅君は生徒会室でお預かりいたします。」
『ふざけないでくれる?いくら副会長でもゆ「さようなら。」』
ピッ
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