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「最初はあったかかったの。でもね、僕のせいでつめたくなっちゃった。僕のせいだったの。何が起きたかわからないの。でも僕のせいだった………。」
ぽろぽろと目から水滴がこぼれ落ちるのが分かる。
何でこんなに悲しいのか。
どうして僕のせいだって思うのか。
何にもわからないの。
でも、僕のせいだってことはよく分かったんだ。
「雅様のせいではありません!雅様は何も悪くありません。悪いのは奴ら何ですから。」
「でも、でもあの人たちも僕のせいだって言ってた!!だから「違います!雅様は悪くありません。自分が信じられないなら私を信じてください。」」
少し怒ったようにけーちゃんは言った。
「それにまだ思い出していないのでしょう?ですから雅様が気に病むことはありません。」
「……うん。」
信じていいのかな。
………早く思い出さないと。
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