なつの1日

6/8
前へ
/8ページ
次へ
次の日 私となつは一緒にお散歩へ出かけた 「あつーい!みんなこんなに暑かったらとけちゃうよ ゆき裸足でよく平気ね。。」 なつが私に話しかける 「平気じゃないわ。でもくつ履けないもの ちょっと日影に行かせてよ」 私も答えた。 え?人の話す言葉が分かるの?って... 私はただの猫だよ 「あー!」 「ん?なつどうしたの?」 「さみしいて鳴いてる声が聞こえた!あっち!」 「耳がいいのね。よし急ぎましょう!」 近くの草むらへ私たちは入っていった。 少し進むと小さなダンボールがあった 「ぐすん。ぐすん。」 すすり泣く声が聞こえる 覗き込むと小さな子猫が2匹肩を寄せ合うようにして震えて鳴いてる。 「みゃーあなたたちどうしたの?」 なつが話しかける。 「ぐすん。ん?あ、分かんない。 分かんないけど気づいたらここに居たの。」 おそらく捨て猫だろう。 「なつどうする?」 私はなつに問いかけた。 「ゆき、なつゆきに連れてってみよ! もう大丈夫だよ」 そう言ってなつはダンボールを抱えこんだ。 そう、なつが猫の言葉が分かるし 話が出来る子なの
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加