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2114年、日本は崩壊していた。
2019年に民主主義が崩壊し絶対王政に変わってしまったのだ。
2014年……俺の名は志村 海斗、年齢は17歳である。
俺には自衛隊隊員の父がいて日本の政府の話もよく聞ける、そして、約3年前に突如起きた命の玉事件…現在、各国(特にアメリカ)、日本を含め様々な事情で命の玉事件はなかったことになっているが事実であることに変わりはない。
今日、俺は父とその同僚である伊達 隆弘さんに飲みに付き合わされ居酒屋に来ていた。
なかったことにされてはいるがその時の活躍が認められ父は伊達さんに階級を抜かされてしまったのだ。
「芋水割りと焼き鳥」
「おっ、伊達准陸尉、いいね、焼き鳥、じゃ俺も焼き鳥、それと、俺はお湯割り」
「志村さん、その呼び方勘弁してくださいよ、あれこれ3年経ちますよ…」
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