第2話 邂逅と戦い

8/45
前へ
/109ページ
次へ
しばらくしてくると、先ほどの少女と若作りしてそうなおばさんがやってきた 「初めまして、ここ『神樹の雫』ギルドマスター、リベラ・アブロサムよ 貴方達が佑都君に恵実ちゃんね」 「あぁ」 「はーい」 おばさんの確認に軽く返事をする 「さっきは名乗ってなかったね!あたしはアルル・アミルだよ!よろしくね」 「よろしく」 「よろしくね!」 少女、アルルと握手を交わす 「早速で悪いけれど、こっちまで来てくれるかしら?」 と、おばさんは引き返し始めた 応接室みたいな部屋にでも案内されるのだろうか、そうすると人目のつく場所ではできない話でもするのか おばさんについていって、二階の執務室という場所にやってきた。おばさんとアルルが入るので俺たちも続く 中には、机や本棚がありいかにも書類とかの仕事をする部屋だった 「座って、お茶とか用意するから少し待っててもらえるかしら」 おばさんはそう言って、隣の給湯室に入っていった
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!

103人が本棚に入れています
本棚に追加