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『――…あの、シュバルクさん;;おたくの息子さん二人が今、(ガシャァァァァァン!!!!)
「なんだ!?今の音は?!!」
トランシーバーから聞こえる何かが割れた音にアクシオンは気が気でない
『あー…、今の音はクリフェイド君でしたっけ?彼が怒り任せに目の前の花瓶を窓ガラスに投げつけ割れた音です。…で、あなたの息子さん二人がもう喧嘩?してるんですが・・
この場合、ど「クリフェイドっ!!何故、わからない!?」…うしたら、いいんで「わからない?って、わかりたくもないですね!人の約束を守らず、僕の知らないところで密偵まで勝手につけるなんて…」
『どうしたらいいですか?一応、俺たちは少し離れたところに隠れてるんでバレていないと思いますが・・』
アクシオンの部下二人は不安げに中の様子を眺めつつ、トランシーバーに向かって言った
『………まさか、あれを止めろとか言いませんよねぇ?あの二人の喧嘩を止めるなんて無謀な行為、断じてお断りですよ』
「「「「……………」」」」
トランシーバーから漏れるクリフェイドとヒューの怒鳴り声。幾度となく、何かが割れる音。それらにアクシオンは頭が痛くなった…。
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