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すぐさま自分に疑いの目が向けられていることに気付いたヒューは即答で否定する。
「誰もヒュー兄さんとは言ってませんよ。僕が言っている兄さんというのはジル兄さんのことです」
「ジルタニアス!? あいつ、クリフェイドにそんなことを言ったのか!?
だめだ!!あいつも何を考えてる!!!クリフェイドが逆に強姦にでもあったらどうするんだ!」
…というヒューの心配をアゼルが即答で否定。
「いや、大丈夫でしょ!逆に相手が可哀相なんじゃない?」
「それ・・ どういう意味ですか?」
「んー?」
クリフェイドの冷ややかな問いにアゼルは、ニコッと笑顔で言った。
「そのままの意味だよ」
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