-Zero-(中学編)

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クリフェイドが二人に渡したそれぞれの袋には薬らしき丸い玉が二つ、三つ入っていた 「えっ… なに、これ…」 アスベルは不安げにクリフェイドを見つめ首を傾げる 「なんだ、それは!?」 同じく、ヒューも怪訝な顔をする。 「見て分かりませんか?薬ですよ。貴方々二人に合った薬… 辛いでしょう?苦しいでしょう?僕が貴方たち二人の苦しみを解放してあげますよ。その薬で・・ "すぐに楽になれますから"」 デスクの上にどっかりと脚を組み腕を組むと、クリフェイドは目を細めると口角を突き上げて言った--。 .
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