-Zero-(中学編)

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「このまま彼らの思うままに(トイレ)に行くなんて屈辱的でしょう?」 あいつらに弄られ躯でイくなんて…っ もう嫌だ!! クリフェイドの説明不足。アスベルはクリフェイド説明不足の言葉に誤解したまま、震える手で袋を開ける… ―― これを飲んだら楽になれる――‥ アスベルはその薬を飲めば死ねると思った。 「ちょっとー!? えっなに!??君、犯罪を犯す気??いや、犯すにも警官の前でこんな堂々とやる!?」 「クリフェイド!? その薬は何だ!?飲ませて大丈夫なのか!??さっきの発言も些か気になるのだが…」 アゼルとヒューがこぞってクリフェイドに問う そんな二人にクリフェイドは余裕な表情を浮かべて言った 「大丈夫ですよ。安心して下さい。なにせ、その薬は… 効果抜群な上に即効性の代物ですから、飲むとすぐに効果は現れるでしょう」 その言葉にアスベルの双方の瞳は不安で揺れる‥ 「えっ… これで楽になれるって…!」 「えぇ、楽になれますよ。……もういいですか?僕も早く帰りたいんです。早く、二人共その薬を今すぐ飲んで下さい。 ……従わなければ、少々強引な手を使ってでも飲ませますが」 二人に向けられたクリフェイドの鋭く威圧されるような強い瞳に二人はたじろいだ-。 .
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