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「ちょっ…!」
さすがにアゼルも止めようと間に入ろうとしたが… クリフェイドが赦さなかった。
「邪魔はさせませんよ」
パチン!
指を鳴らした刹那、黒スーツを着用した数人の男たちが扉から入ってきた。
「任務の邪魔です。しばらくの間、彼らを取り押さえてなさい」
クリフェイドの言葉と同時に男たちは隙のない動作であっという間にその場にいた全員を取り押さえた
「クリフェイド!?これは一体なんだ!!!?」
「……ホント、育て方間違えたんじゃない??」
床に押さえつけられ身動き一つできないヒューやアゼルたち‥。だが、クリフェイドは平然と腕を組んだまま言った
「僕の任務の邪魔をするからでしょう…? 心配しなくても、用さえ済めば直ぐに放しますから暫くは大人しくしておいてください。
だいたい、最初に言ったでしょう?今までのは余興にすぎないと…
あれ?言ってませんでしたか?」
不敵な笑みを浮かべたまま、クリフェイドは床に押さえつけられたアゼルたちを見据えて言った。
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