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「…にしても、アゼル殿下…インターポールの登場と兄さんの登場は予想外ですね、どうしましょうか…
まぁいいでしょう。
僕は言われたとおりに動くだけですので」
トンっ
とクリフェイドはデスクの上から降り、床へ足をつける
「さて、ではアスベル君にそのお父さん…
今すぐにその薬を飲みなさい。これは命令です。従わなければ…
こちらも少し強引な手を使わせていただきますが、
従うほうが賢明な判断と言えるでしょう」
「クリフェイドっっ!!!一体なにを…っ」
床に押さえつけられたヒューがクリフェイドに叫ぶが黒スーツの男たちに乱暴に押さえつけられ呻き声をあげた
「……あまり乱暴なことはしないように」
クリフェイドの言葉にヒューに体重をかけ圧迫感を与えていた男がその上から退く‥
彼は本気だ…っ
アスベルは男たちを従えるクリフェイドの鋭く威圧されるような強い瞳に恐怖を抱く
怖い… 怖いっ 早く楽になりたいっっ!!!
恐怖により煽られたアスベルは袋から三粒の薬を出すと、一度躊躇した後一気に飲んだ…
その直後、アスベルは喉を押さえ床にしゃがみ込んだ。
「ァ゙ッ…!? あ゙ッ……ァ゙ッッ」
ひたすら呻き声をあげる…
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