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「まったく、親子揃って本当にろくなことしませんね。そこの馬鹿な会長さんが最近、大人の玩具や怪しい薬にハマって、外国から闇ルートを使っているのは薄々気付いていましたが…
まさか、寄生虫を使うとは思ってませんでしたよ」
その淡々としたクリフェイドの言葉にアスベルは尚も青ざめる
「恐らく、あなたは知らなかったんでしょうね… あなたが中国のマフィアから闇ルートで仕入れた薬、あれは…寄生虫を詰めた玉薬なんですよ。
特徴はミミズにそっくりで少し大きく、分裂細胞はない。小さな穴や精器の場所を好み、
まさぐるように掻き回す動きをするようマフィアに開発されたミミズは、調教したい躯に入れることでミミズが動くことで快楽を与える、という何ともふざけた話ですが、
身体を淫乱に開発する調教媚薬というフレーズに騙されたようですね? ま、したことにはあまり変わらないと思いますが」
さめざめと溜息つくクリフェイド、
「腹に拳を入れて吐き出させるよりもアスベル君に薬を飲ませて吐き出させるつもりだったんですけどね…
時間は掛かるし、面倒くさいですし、早く帰りたかったので少々手荒な手段を取ってしまいましたが、
もう大丈夫なはずです。アスベル君を中から刺激していた元凶は取り除きましたし、後はしっかり休養すれば問題ありません」
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