第3章

29/31
前へ
/183ページ
次へ
ララの神槍が嵐のように注ぎ、それにより出来た傷から血を奪われる。 心なしか寒くなってきた。 彼らに距離を取られているため、複製エクスカリバーを円状に回転させているが、ダメだ、当たらない。 僕の唯一の弱点、それは僕の間合いから離れた位置からの攻撃。 くそ、せめて一矢報いる! 僕はエクスカリバーを両手から離すと、複製された全てのエクスカリバーを魔力によって勢いよく飛ばした。 エクスカリバーの能力ーー 1.所持者の決意の強さにより、切れ味が上がり、またエクスカリバー自体が持つ魔力を放出することで斬る範囲を広げる。 そして、2つ目がーー 「投擲必中の剣!」
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!

557人が本棚に入れています
本棚に追加