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意識が遠のいていく。
全身が寒い。
ルルーーお前は第二皇女なのに歴代最弱と後ろ指を指され、それでもひたむきに努力して太陽のような笑顔を尽くさなかった。
そんな君の姿を見て、僕は敵の刃からも、心のない言葉の雨からも守れる騎士になると誓った。
ルル、お前はまだ巫女の加護に覚醒していないだけだ。
お前の味方だった父上、母上、そして僕が死んだが、君には新たな味方がいる。
どうか、その太陽のような笑顔をまだ消さないでくれ。
ジルーー君は確かに多くの人間を殺めた。
だが、それは自身の莫大な力を制御しきれずになってしまったこと。
今の君なら、数多の人々を救える。
君は悪魔の子なんかじゃない。
君は、僕たちにとってーー
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