蔵並くんの事情。

蟻は何故、女王をつくるのか。

これから始まる物語は、この平凡な男子生徒が、ハイスペックすぎてもはやファンタジーなのではないだろうかと万人に思わせる女子生徒に淡い恋心を抱く内容である。

どこまでも平凡で、ぬるま湯に浸かって出てこなかった男子生徒の、開かんでもいい青春の1ページを皆様揃って微笑を浮かべながら（もしくは失笑を）高みの見物といきましょう。

そして、どこまでも美しく主人公に相応しい女子生徒の青春の1ページもこっそり覗き見てみたいと思います。（どちらかと言えばこちらをメインで見たいものですが。）

では、私はこれで主人公達に物語の主導権を渡そうと思います。

皆様心の中で声援を。

アデゥー。