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【隆弘side】
「あぁ、なんて送ろう……。」
俺は彼女のLINEになんて送ろうか迷い中だった。
「あああ、どうしたらいいんだぁぁぁ!」
そこに救世主!!
「おいおい、どうしたwww」
隆 「だっちゃぁぁぁぁん!!!」
彼は日高光啓。
與と同じく同僚で、愛称は『だっちゃん』
とにかく恋愛のスペシャリスト!!
かわいい女の子はみんなナンパする奴( -_- )
((大体の女の子みんなOKする))
光 「なになになにwww」
隆 「ちょっと手伝ってぇぇぇ」
それから、だっちゃんに内容を話した。
────────────────────
隆弘です。
この前はありがとう。
おかげでだいぶ腕は良くなってきたよ。
前に話したとおり、お礼がしたいから
゙来週の金曜に◯◯駅前 ゙
に来てくれる?
時間はそっちに任せるよ。
それと俺の同僚があいさつしたいらしいから、一緒に連れても大丈夫かな?
返事待ってます!
────────────────────
だっちゃんのおかげでなんとかLINEを送ることが出来た。
こんな簡単なLINE、なんで俺は送れなかったんだ……。
隆 「だっちゃん、ありがと!!」
光 「どういたしまして!」
「ねぇ、その子ってかわいい子?笑」
隆 「まぁ、そうかなww」
光 「じゃ、お礼に写真送ってな?笑」
隆 「まじかよー笑」
「しょうがない、今日のお礼な!」
光 「さんきゅー!」
こんな会話をしてると……
「日高せんぱーい!」
「だっちゃーん!」
光 「お、みんな来てくれてる!じゃ行くわ!」
隆 「お、おう、じゃあな……笑」
女子たちがすごい群がってる……。
恐るべし、日高光啓……。
彼女はLINEを見てくれているだろうか……。
すごく心配になってくる。
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