*3rd Story*

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真 「なぁ、千晃」 千 「え?」 真 「2年前、なんで俺の前からいなくなったんや?」 千 「…………」 真 「言えないことでもあるん?」 隆 「ちょ、真司郎!」 真 「にっしーは黙ってや。」 千 「……ごめんね。」 真 「え?」 千 「本当にごめんね!泣」 隆 「伊藤さん!」 そう言って、千晃は走ってテラスを出た。 隆 「おい、真司郎」 真 「なんや?」 隆 「今のは言い過ぎだろ。」 真 「にっしーに関係ないやーん。」 隆 「関係なくても、女子を泣かせるのは男子の恥だぞ。」 真 「なに、かっこつけてるん?笑」 そう言ったら、いきなり胸ぐらを掴むにっしー。 隆 「女に興味のないお前ですら、愛した人なんだろ?!」 「なんでもっと優しく聞いてやれねぇんだよ!」 たまたま夜だったし、テラスだったから人がいなかったけど、昼間だったらやばかった。 真 「…………」 隆 「なんか答えろよ!」 真 「にっしーに話すことなんてない。」 俺はにっしーの手を振りほどいて、金を払って出た。
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