*1st Story*

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俺が座ってたところから、約5分くらいで彼女の家は着いた。 「どうぞ!」 「あ、おじゃまします……」 「ここに座っててください。」 「救急箱取ってきますね。」 彼女は急ぎ足で取りに行った。 ((俺なんかがここに居ていいのかな。)) なんて今更思い始めてきた。 そんなことを思っている間に彼女は大きい箱を持って、こっちへ向かってきた。 「じゃ、手当しますね!」 「痛っ!」 「あ、ごめんなさい!大丈夫ですか?!」 「あ、大丈夫です……」 結構、怪我がひどかったらしく包帯まで巻いてくれた。 「こんな感じですかね!」 「本当ありがとうございます。」 「いいえ(´▽`)」 あ、またこの笑顔が見れた。 あぁ俺、この笑顔好きだなー 「あの、名前聞いていいですか?」 「今度お礼がしたいので……。」 「そんな!いいですよ!」 「いや、本当ここまでされちゃったら俺の気 が済まないので……。」 「じゃ、お言葉に甘えて!(´∀`)」 「伊藤千晃です!」 かわいい名前だな……。 「あの大丈夫ですか?」 「あ、大丈夫です!」 「俺の名前は西島隆弘です。」 千 「よろしくお願いします!」 隆 「あ、タメでいいですよ!」 千 「じゃ、お互いタメで(´▽`)」 そして彼女の名前と連絡先を聞いた俺は、家を出た。
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