嵐が来る
18/21
読書設定
目次
前へ
/
21ページ
次へ
生暖かい風はますます強くなってきて、目の前を白いポリ袋がひとつ、飛ばされていった。 それを追いかける視界がぶわり、とぼやけて、私は息を吐いて涙をふり落とした。 里華!と名前を呼ばれたような気がした。でも私は振り返らない。 ぴかり、と白い光が走る。 足を止めない私の、今度はずっと近いところで、どおおん、と雷が鳴った。
/
21ページ
最初のコメントを投稿しよう!
27人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,481(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!