第1章

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君は揺れました 僕はどうしようもない中 手を伸ばしたのです 届くわけがありませんでした それでも伸ばさねばならないのです 真っ青な空でした 雲ひとつ許さない空でした 君は空に飲み込まれました僕は見たのです 君を飲む真っ青な怪物を その時に 幸せそうに笑う君を
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