第1章

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どこにもいかないでと 夜が溶けて魚と化して 泡のように告げる 白線から落ちたら負けの 幼きルール どこにもいかなかったよ 白線は止まってしまってたから 飛んでも届かない距離 夜の魚は ふわふわり 星屑を癒しの雨かのように舞い散らせた 頬から流れた雫が落ちて 1つの星となった まだ、白線から動けないんだ できた星から懐かしい声
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