第1章
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あなたのためなら泡になる そう思った2時間の恋でした あなたの子供が欲しいのと そう願った2時間の夢でした 目が覚めて 顔も名も思い出せない 滲む記憶が愛しくて ただ、ただ、黙って泣きました あなたをこんなに好きなのに 私はあなたの名も顔も知らない 足も声もいらないのと 私は声にならない声で泣きました
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