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私の名前はエコ。
ごく普通の17歳。
「さっきの映画面白かったね」
この人は友達のリカ。
友達になったのはつい最近。
私は、この町につい最近引っ越して、道に迷っていたらリカが親切に教えてくれた。
私は、方向音痴な為何度か迷子になり、その度にリカに案内されていた。
それで友達になった。
「うん」
「それに出演者も・・・キャ!」
と、その時、リカが高そうな服を着た男性にぶつかってしまい尻もちをついた。
「あ!
す、すいません!」
リカは、男性を見るとすぐに立ち上がり深く頭をさげる。
何故、そんなに深く謝るのか私には分からなかった。
男性は、リカを一瞥するとそのまま歩き出した。
私はその態度にムカっとして言った。
「あの!貴方も謝ったらどうですか?」
すると男性は、立ち止まりこちらを見た。
「ちょっと、エコ・・・!」
リカは、小声で私を止めようとするが、あの大きな態度は許せなかった。
「確かに、今ぶつかったのはリカの不注意かもしれません。
しかし、貴方もリカが来ることくらいは分かっていたはずです!」
「エコ、いいの!
私が悪かったんだから。
それに、このお方は、かなり有名な貴族なのよ!」
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