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「そんなお面で猫がなつくかよ」
「えーっ、だってほら、白いよ?」
「……ん。白いけどな」
「ほら、耳も立ってるし」
「いや、だから、そーゆー問題じゃ……。鰹節でも持ってきた方が寄ってくるだろ、絶対」
「……そう思うなら、綾瀬くんが持ってきてくれたら良かったのに」
「別に俺、猫は好きじゃねーし」
「え、そなの? じゃ、毎日何してんの、ここで」
「……アイス。やる」
「わっ、いっきなりだなー。でも嬉しーっ!」
「……だろ」
「んっ!綾瀬くん、大好きーっ!」
「……まぁ、アイスひとつじゃその程度だわな」
「ありがとね!私、明日も頑張るから!」
「おー。俺も気長に頑張るわ」
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