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「なんで取るの!?」
信じられない!
この蒸し暑いさなか、彼は美少女たるあたしの口からアイスを奪い取った!
「お前があんまり暑い暑いとうるさいからだ!
罰として熱くなれ! 」
そう言って、自分のアイスを――。
驚くべきことに、あたしの口に押し込んだ!
ドキッ! ドキドキ!!
心臓が弾け、顔に火が付いた!
口でアイスが沸騰する!
あたしは、もて遊ばれた。
だがまだだ。何とかして、一矢報いなければ!!
あたしは棒だけになったアイスを引き抜き、 彼がくわえたアイスを引き抜き、熱湯となったアイスを口に流し込んでやった!
ドカーン!
あたしたちの間で、恋の水蒸気爆発が起こった。
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