いつもいっしょずっといっしょ

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それから２年。

ぼくたちはあいかわらずいっしょだった。

おとうさんとおかあさんが、ぼくたちをのぞきこんでわらっている。

「おかえりなさい」

おかあさんがいった。

「どうしておかえりなさいなの？」

おとうさんがふしぎそうに、おかあさんにそうきいた。

「だって、あのこたちが帰ってきてくれたようなきがしたの。ほら、あのこたちみたいに、こんなになかよしなんだもの」

生まれたばかりのちいさなぼくたちは、おたがいの手をぎゅっとにぎりしめていた。

おとうさん、おかあさん、ただいま。

ぼくたちはこれからもいっしょ。ずっとずっといっしょだよ。

　～おわり～