3.出会い

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クスクスと笑って何を思ったのかオレの外見について話始める。 「そうですね。まずその金色がかった髪ですが 太陽の光りでキラキラしていてとてもキレイだ。 目も少し吊り上がっていてネコみたいですし、 その唇はまるで甘菓子のようで美味しそうで、一度ゆっくり味わいたいです。 体も細めでチラリと見える首筋は色気があって、 すぐにでも押し倒したいですね。」 カアーっと顔が赤くなるのが自分でもよくわかった。 「な、なな・・・何てこと・・・言いやがる・・」 オレの反応が意外だったのか、副会長はぷっとふきだした。 「何言っているんですか?ここではこんなのホメ言葉ですよ」 「はあ?ふ、ふざけんな!これのどこがホメ言葉なんだよ!」 こ、こいつ・・・真面目な奴だと思っていたのに・・・何て、変態なんだ! 「照れているんですか?」 「ああっ!誰が照れるかぁっ!」 話がかみ合わずイラッとした時だった。 何を思ったのか、クイッと顎を掴まれた先には、 妖艶な副会長の顔があって目の前に迫ってきたかと思ったら 『カワイイですね』と言われた。 そして、オレの唇にプチュとキスをした。 「きゃああああああーーーーーーーーーーーーーー」 周りにいた生徒の悲鳴に プチっと何かがキレた・・・・・・・・・。 気がつけば、突き飛ばして得意の回し蹴りをくらわしてしまい それは見事にクリーンヒットした。
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