後悔

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俺は後悔した。 葵にあんな事を 聞かなければ 葵を泣かせずに 済んだのに… 最愛の彼女を 泣かせるなんて 俺は最低だ。 ただ「後悔」… その言葉しか頭に なかった。 俺は親友の幸人に 電話をした。 今日の出来事を 全て話し、相談 してみることにした。 幸「そりゃー…お前が悪   い!お前は葵ちゃん   が1番聞きたくなか   った一言は言ったん   だからな」 雅「だよな…どうしたら   いーと思う?」 幸「俺に頼るなよ」 雅「そんな冷たい事言わ   ないでさ…」 幸「お前の女だろ!そん   なん自分で考えろ!   !」 初めて幸人に怒鳴られた。 いつもはお調子者の あの幸人に… 幸「ごめん…言い過ぎた   わ」 雅「俺こそごめ…」 幸「ただ俺が言える事は   、お前が葵ちゃんの   傍にいてあげろ。今   の葵ちゃんにはお前   しかいないんだから   。あとは自分で解決   法を考えろ」 雅「でも…そんなので葵   許してくれるかな」 幸「葵ちゃん次第だね。   でも女ってのは、愛   する人が自分の隣に   居るってのが1番の   幸せなんだと俺は思   う。」 雅「お前やけに詳しいな   …(笑)」 幸「まーなwとりあえず   頑張れよ。お前らの   事応援してるから」 雅「幸人…ありがとな」 俺は電話を切った。 幸人に話したお陰で 少し心が軽くなった。 ………ピンポーン 誰かが来た。 でも時計はもう夜の 9時を指していた。 こんな時間に誰だ… 玄関を開けた。 雅「………葵…!?」 葵の姿があった。 葵「ごめんねいきなり…   今から時間ある?」 雅「お…おう…」 俺と葵は近くの 公園へ向かい ベンチに腰かけた。  
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