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セリスside
猫さん、レイに助けて貰って10年が過ぎた。
あの日からキャロルさんに修業をつけて貰ってようやく私も帝として一人前になれた気がする。
明日からは私も学園に通わなくては。
「キャロルさーん、私の制服って届いてますか?」
キャロル「おはよう、セリス届けているよこれだ。しかし、早いものだあの不思議な猫にお前を任されてもう10年か…私も歳をとるわけだ。」
「キャロルさんまだ若いじゃないですか、早く旦那さんを見つけることをオススメしますよ?キャロルさんなら引く手あまたでしょ?」
キャロル「そうは言うがなぁ、私は自分より弱い奴に体を触らせるつもりはない。」
「そんなこと言っているからいまだに彼氏もできないんですよ?あ~あ早くキャロルさんの子どもをみたいな~」
キャロル「ハッハッハ、その期待にはまだまだ答えれそうに無いな。それはそうと今年であの猫、レイが言っていた10年になるな…合いに来てくれるといいな。」
「案外もう来てたりしてね♪」
キャロル「あり得るな…あぁ、そうだ他の帝には音帝は学園に通わなくてはいけないから暫くは帝会議には出れないと伝えたらあいつらお前の年齢にびっくりしてたぞ。」
「まぁ、年齢は伝えてなかったしね。」
キャロル「奴らもまさか当時たった12のガキが帝になってたなんて思わないだろうからな。」
「それもこれもレイさんのお陰だね。」
キャロル「そうだな、しかし、学園に行くとなると寮か…この部屋も広くなるな。」
「週に一回は帰るようにするね。」
キャロル「あんまり無理はしなくてもいいんだぞ?」
「良いの!私が帰ってきたいんだから。だってもう私にとってはキャロルさんはお母さんみたいなものだし…///」
キャロル「そうか…ありがとう今日はご馳走を作って待ってるよ。」
「うん!じゃあ任務に行ってくるね!」
キャロル「あぁ、行ってらっしゃい。」
セリスsideout
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