プロローグ

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プロローグ

俺には5歳から母親がいない。 何故いないかは知らない。 オヤジに母親のことを聞けば謝るだけ。 「すまないな、色々あって母さんは出て行った。父さんがこんなだからなぁ。祐太、高校にはせめて行きなよ」 「うっせーよ。高校くらい自分で決めるよ」 俺はオヤジを時に怒鳴り散らす。 オヤジ、(羽賀克己40歳)の本職は何かは俺は知らない。 前にヤクザ風な男が家に来た事がある。 そっち系と繋がりがあるのかな? 俺の知ったことか。 オヤジは俺に何か嘘をついている。 そんなの分かるよ、俺はもう15歳だ。いつまでも5歳じゃない。 もうじき高校の入試が始まる。 俺には高校なんて興味がない。あるのはゼニだよ、銭。 チクショー寒いなぁ、大寒か。 今夜は特に冷える。 オヤジがまた夜遅く出掛けた。 今頃何処に行くんだか。 意味 ※『Fabrication』 捏造:事実ではないことを事実のようにこしらえること。 でっち上げるとも言う。
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