旅立ち

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仕事が終わった時に 再び1通のメールが届いた。 それは妹からのメールだった。 昨日、君が元気になったと聞き、 再びメールをしてきたのだろうか。 そう思い、俺は何気なく、そのメールを開いた。 そのメールには たった2行の短い言葉のみ書かれていた。 ごめんねきよ君。 美々、ダメだったよ。 その2行だけ書かれたメールは 俺の涙を誘うには充分過ぎる内容だった。 そのメールを見た俺は 目から流れ落ちる大量の雫を 止める事など出来なかった。 昨日までは生きていたのに 君はたった1日の間に旅立っていった。 突然すぎるじゃないか。 あまりに勝手すぎないか。 そんな感情をぶつける相手など存在するはずない。 全ては俺のせいじゃないか。 俺は君の為に何をする事が出来た? 俺は君が闘っている時に側にいてやれなかった。 …俺は君の最期を見届けられなかった… ……………俺は…………俺は……………!! …この時の俺は… …ただただ…涙を流す事しか出来なかった…
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