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次の日もまたメモを見つけた
今回はバッグの中だった
会社に到着してスマホを取り出す時に初めて気付いた
昨日の今日で眠れるわけもなく起きていた
『いつ入れたの・・・』
全く気付いていない
怖かった・・・
それからは電車に乗る度に周りを窺いながら怯える毎日だった
駅に着いて電車から降りると足早に家まで急ぐ
『誰かついてきてる・・・』
恐怖心からか気にしすぎて勘違いかもと少し思ってみたが、足音は段々近付いてくる
肩を叩かれ驚いて振り返った
「あの・・・」
大学生位だろうか、若い男性だった
怪しい雰囲気でもなく少し安堵していた
「俺と付き合ってください」
「・・・・」
時が止まったようだった
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