第1章

2/2
前へ
/2ページ
次へ
「おい、偵察ロボットを放て」 「はい、隊長」 この星の猫という動物を模した、偵察ロボットを地面に下ろす。 「ロボットからの情報が入るまで、ここで休息しよう。 ほら、携帯食料を受け取れ」 「またそれですか? 不味いんだよなぁ――それ」 「文句言わずに食え」 「分かりましたよ。 あれ、何か飛んできますよ」 「うん? 小型のヘリコプターみたいだな。 この星の偵察ロボットかも知れない。 襤褸を出すなよ。 携帯食料も、この星のアイスキャンデーのように美味しそうに頬張れ」 「了解しました! ウェェェェ不味い」
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加