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そしてコウイチ君の病気の特定と、その治療が始まった。
「どうやら例の新病かもしれん」
「それではとりあえずこの薬で病気の進行を食い止めますか」
「いや、まだ確証はない。もう少し待とう」
両親が見守る中、着々と診断は続いた。
「コウイチ君、君の病気について、教えてくれるかな?」
「体がだるくて、動かないんだ…」
「…それはいつからだい?」
「わかんないよ…」
「ごはんは食べれる?」
「あんまり食べたくない」
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