お前だ!

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「…ココか…」 「…お疲れ様です!」 彼が目的地の山に着くと麓の入口付近に居た『兵士 Lv6』と表示されている男が敬礼する。 「…ああ、状況は?」 彼も敬礼するように手を頭の所に持っていってから尋ねた。 「魔物は山に逃げ込み、捜索はしていましたが発見には至りませんでした」 「…そうか…」 男の報告を聞いて彼は少し考えるようにして返す。
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