第20章
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夜のしじまに、目を覚ます。 同じ寝具の中で、体温を共有する。 満たされるというのはこういうことかと、初めて理解したような気がする。 自分のだけではない温もり。 隣で目を閉じるカイト。 見つめていたいけれど、甘く心地よい疲労が瞼を重くする。
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