第20章
18/32
読書設定
目次
前へ
/
32ページ
次へ
見慣れたスーツ姿に戻って玄関に立つカイトは、いつも以上に厳しい顔をしていたが、それがかえって凛々しい姿に見せた。 出国の日。 両側に立つ喬久と栞。 志津子は玄関で佇む3人の姿を見て、深くおじぎをした。 「いってらっしゃいませ。お気をつけて」 感情をあまり表に出さなかったが、深い慈愛を感じる人だった。 門の外にはいつもの白のプリウスが止まっていた。
/
32ページ
最初のコメントを投稿しよう!
77人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
26(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!