第1章

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「ほら」 「サンキュー」 「何時も、何時も俺に集ってないで、偶には自分で買えよ」 「アイスキャンデーを買う金も残っていないのは、お主だって分かっておるだろう」 「ああ、そんな下らん物に金をかけるから、文無しだっていうのはよく知っているよ」 「下らん物は無いだろう!!」 「フン! 齢500年の雄ぎつねの神使が、女装に目覚めて、女物の服を買い漁って文無しになった癖に、文句を言うな!」
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