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━━━ふたりは…★
━━━自然ななりゆきで…★
━━━約束事を…★
━━━かわした…★
それは
三つあった。
①ふたりの間では、隠し事はしない。黙って話せる話は必ずする。
②互いの家庭を考え、相手の自由は奪わず、家庭で起きた出来事も、素直に話し合うことが、できるようにする。
③ふたりでいる時は、思い出づくりをいっぱいできるように、楽しみ、つらさを感じたら、互いに甘えあえる仲になる。
*
━━━と、いうものであった…★
*
瑠璃は、
「サファの優しい気持ちは、サファが皆に優しくて、嫉妬やける時もあるけど、サファがネットで、目標にしてることが、私にはわかるから、サファの支えには今はなれないかもしれないけど、末長くよろしくね」
『ありがと、瑠璃』
続けて、
『瑠璃が悲しむようなことはしない。瑠璃が素直な気持ちを僕にぶつけ、僕が瑠璃の瞳をみつめていたいからね』
と、メルをやりとりしてるうちに、
いつものことだが、瑠璃は携帯を握り締め、眠りの世界に入るのであった。
が、咲炎は、愚痴などいわずに、メルが返ってこなくなると
『おやすみ。いい夢みてね。また明日』
と、いつものとおりするのであった。
━━━━━つづく…★
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