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あの菊池リンのあどけないというか、屈託のない笑顔を見せられると、老若男
女を問わず、文句が言えなくなる。
すべて許してしまう。
まさに誰からも愛される、人柄。
「まあ、お嬢様はあの通り天真爛漫というか…ひとを疑うことのないお方や…
くれぐれも、大事に面倒を見たってください…」
と、永島がナオキを睨むように見て、言った。
…これは、要するに、菊池リンに手を出してはならないという、永島から、ナオキへの警告…
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